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【横浜高速鉄道】据置:A /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0512 1

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0512 201 6 年 9 月 1 3 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

横浜高速鉄道株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 A+ 格付の見通し 安定的

債券格付 A+

■ 格付事由

(1) 横浜市(出資比率 63. 5%)、神奈川県(同 8. 9%)、東急電鉄(同 4. 4%)などが設立した第三セクターの 鉄道会社。主に第一種鉄道事業者として、横浜市の都心臨海部を結ぶみなとみらい 21 線(横浜―元町・ 中華街間 4.1km)を運行している。この他、第三種鉄道事業者としてこどもの国線を保有する他、横浜 駅で相互直通運転を行うための東急東横線地下化事業、京急横浜駅の駅総合改善事業を手掛けている。格 付は良好な営業基盤を有し、中長期的に安定したキャッシュフローが見込まれることに加え、横浜市から の一定の支援を反映している。

(2) みなとみらい 21線は、同地区の開発に伴い順調に輸送人員を伸ばしている。横浜市の「中期4か年計画 2014- 2017」において、都心臨海部の再生・機能強化が重要な施策に位置付けられており、横浜市庁舎の 移転を含め今後も開発が進められる予定である。このため、同線は中長期的に一層の輸送人員増加が見込 まれるなど、当社の営業基盤は良好である。

(3) 横浜市の「平成 27 年度からの団体経営の方向性及び協約」の中で、当社は「みなとみらい 21 地区の開発 推進等、都心部の活性化において、市の施策を反映できる外郭団体として存在することが必要」と示され ている。東急東横線地下化事業は、横浜市と東急電鉄が実施した事業のうち、市の負担分を当社が継承し たものであり、当社の経営に影響を与えることのないよう、横浜市からの財政支援が行われることになっ ている。市の財政支援としては、無利子貸付、利子補給金、補助金、民間金融機関からの借り入れに対す る損失補償などが行われている。また、人的な面でも市との結びつきは強く、引き続き市の経営関与が見 込まれる。

(4) 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構からの P 線資金(長期割賦)を含めた金融債務は、16/ 3 期末 1, 782 億円となっている。このうち、東急東横線地下化事業分の借入 419 億円については横浜市から の無利子借入に順次シフトしている。一方、みなとみらい 21 線の運営には、横浜市の資金支出は基本的 に行われておらず、当社のキャッシュフローにより債務の返済が行われている。東急東横線地下化事業分 を除いた有利子負債/ E BIT DA 倍率は 16/ 3 期末で20倍弱と高水準にあるが、着実に改善してきている。 キャッシュフローは安定しており、投資回収が長期に亘る鉄道事業の特性を勘案すれば、キャッシュフロ ーと債務のバランスは問題のない水準にあると判断している。

(5) 16/ 3期は 2億円弱の経常損失となったが、経常赤字は着実に縮小してきている。17/ 3期は旅客運輸収入 の増加と支払利息の減少などにより、開業来初の経常黒字化が視野に入っている。一方、16/ 3 期末で 124 億円の累積損失を抱え、自己資本比率は 17. 3%と財務構成は見劣りする水準にある。累損解消にはかな りの期間を要するが、純資産は 385 億円と一定のリスク耐久力は有している。当面大きな設備投資は予定 されておらず、今後は投資回収が順調に進み、財務構成も徐々に改善していくとみられる。

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http://www.jcr.co.jp

■ 格付対象

発行体:横浜高速鉄道株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A+ 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 1 回無担保社債(社債間限定同順 位特約付)

50 億円 2016 年 2 月 25 日 2026 年 2 月 25 日 0. 620% A+

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 9 月 9 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:加藤 厚

主任格付アナリスト:加藤 厚

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「鉄道」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 横浜高速鉄道株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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